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ABOUT

NPO法人

​地球ことば村・世界言語博物館

 

特定非営利活動(NPO)法人「地球ことば村・世界言語博物館」は、ことばとその多様性に関心のある市民が集まり、言語学者や人類学者などの専門家などもメンバーに加え、2003年に立ち上がった文化運動体です。

地球上では今、約5,000から6,000のことばが話されているといわれています。ことばはそれぞれの地域で育まれた独自の知恵と知識と想像力の宝庫であ り、人々の生きた証しと経験を凝縮し、それらを伝え合うことを可能にしています。それがことばの力です。私たちは、力と個性を備えた多数のことばが、互い に影響を与えながら共存しているのは、素晴らしいことだと考えます。

ところが現実には、世界のことばの大半は、話者が少数で消滅の危機に瀕しています。現在話されていることばが21世紀末には半減する、最悪の場合に は十分の一ないし二十分の一まで減ると予想する言語学者もいます。人類史において、個々のことばが消滅したり新たに生まれたりすることは珍しくなかったで しょうが、現在のように多数のことばがいっせいに消滅の危機にさらされたり、ことばの画一化が急激に進んだりするのは空前の事態と思われます。

ことわざ学会

 

ことわざ学会は、ことわざの研究およびことわざ文化の振興を目的として、2007年9月22日に発足した新しい学会です。

その母体となったことわざ研究会は、市民と研究者が対等の立場で自由に意見を交換し、ことわざ研究を学際的に進めることを目指して20年余り活動し、資料集の編集や会報・研究誌の発行などを行ってきました。ことわざ学会は、基本的にその活動を引き継ぎ、さらに発展させようとしています。

日常の活動としては、ほぼ毎月例会を開催し、会員またはゲストによる研究報告のほか、文献の輪読などを行います。また、学会誌、年3~4回刊の会報(ニューズレター)の発行、ホームページの運営を行い、さらに毎年秋には”ことわざフォーラム”を開催いたします。

ことわざ学会は、市民に開かれた学会であり、ことわざに関心を抱き研究意欲のある皆様の参加を歓迎いたします。

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